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コラム

【1月号③】グレタする

 世界各地で起きている干ばつや森林火災、風水害など気候変動の脅威は、今や人々の生活を脅かし、地球は待ったなしの状況にきている。

 

スウェーデン出身の17歳の環境活動家の訴えが世界を動かし始めている。

「世界は目覚めつつあります。変化が訪れようとしています。あなたたちが望もうが望むまいが、」「あなた方は私たちの声を聞いている、緊急性は理解している、といいます。(中略)私はそれを信じたくありません。もし、この状況を本当に理解しているのに、行動を起こしていないのならば、あなた方は邪悪そのものです」

 これは、彼女が国連気候行動サミットに出席して行ったスピーチの一部である。

 この訴えに対して、わが国をはじめとする先進国の多くの指導者は冷めた反応しか示さなかったが、世界中の若者たちは賛同の声を上げ、地殻変動のような大きなうねりとなり、大人たちをも突き動かし始めている。

ここへきて〝気候非常事態宣言〟を出す自治体が欧米を中心に急増している。我が国でも白馬村では、高校生の要望を受けて12月に宣言を出した。

 

グレタさんの行動は、地球を救うか破滅かの分岐点になると確信する。

紀元前、紀元後になぞらえて、グレタ前、グレタ後と表現したい。

 

わが国でも去年のような台風被害が今後どこで起きてもおかしくないし、オーストラリアの火災はまだ収まる気配がないということを考えると、国に対しては、石炭火力発電から自然エネルギー政策への早急な転換を要求するとともに、自分たちも今個人で何ができるかを真剣に考えなくてはならない時に来ている。

 

 私にできることは、まず車の利用を減らすこと。毎日歩くことで筋力を鍛え、4㎞圏内は車に乗らない(これは健康のためにもいい。一挙両得である)

次に暖房を20度から18度に下げる。夏は冷房温度を上げる。
自然エネルギーの電力会社を選ぶ。

蓋付き容器の使用・買い物はマイバック・外出は水筒により、サランラップ・ビニール袋・ベットボトルの使用を控える。やむを得ず使用した時はそれらを再利用する。
過剰包装を断る。
野菜くずは家庭菜園に埋めて肥料にする。
調味料は生協のビン容器再利用のものを使う。
洗剤(洗濯、台所)・ボディソープはプラスチック容器のため粉石鹸や固形石鹸を使う。
ほとんどの製品がプラスチック容器に入っているので、再生可能な容器に変えられないか自分の要望を伝える。
他にも考えればありそうだ。

 

 因みにわが家では、少しでも環境にやさしい行動を〝グレタする〟と表現し、思うような行動ができない時には〝グレタしてない〟と口にしている。

個人ができることはささやかなことだが、グレタする人が一人二人と増えていくことで、世界がグレタ前の炭素社会から、グレタ後の脱炭素社会へ少しでも変わっていってくれることを願うばかりである。

 

 私たちを目覚めさせてくれたグレタさんの強烈な訴えに心から感謝である。




  • Posted by 2020年01月21日 (火) | コメントコメント(0

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