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コラム

【6月号】レジリエンス

 私は、今まで数多くの苦戦する家族に出会ってきましたが、そのほとんどが“ST家族”でした。

ST家族”は、オールorナッシングの二極化思考のため、一度負の心理スパイラルにはまると、とことん落ちてしまい、途中での切り替えがきかないという特徴を有します。

そのために家族病理が進行し、機能不全をきたすことになりやすいのです。

 

 病理を進行させないためには、“うつ的気分”が強まり始めた時に、そこから抜け出すための切り替え力が求められますが、ST家族にはその力が極めて弱いといえるでしょう。

 気持ちを切り替える力は、心理学の世界では“レジリエンス”と呼ばれ、今、多方面で注目を浴び始めています。復元力、回復力、反発力とも訳されますが、私は切り替える力(切り替え力)がぴったりだと思っています。

 

 人間の脳は、本来的にネガティブな性質を有するといわれています。

故に、放っておくと、過去のことを掘り返しては後悔し、自分を責め、未来のことに不安や焦りを感じて、自信を失い“うつ的気分”を醸成してしまうのです。

 

 そうさせないためには、脳のだまされやすいという性質をうまく利用する必要があります。

気分が落ち込み始めたと感じた時には、否定的な言葉を封印するのです。そして、無理にでも元気の出る言葉をあえて使ってみましょう。

 「こういう日もある、明日はきっといいことがある!」

 「明けない夜はない」

 「無駄な体験なんかひとつもない」

 「私には乗り越える力がある」

 

 私が提唱している“あしたあおうよ”の言葉もどんどん使ってみてください。

幸せホルモンであるセレトニンやドーパミンの分泌が増えて、気分を切り替えることができます。

 

    あ ・・・  ありがとう

    し ・・・   幸せ

    た ・・・  楽しい

    あ ・・・  愛してる

    お ・・・  おかげさま

    う ・・・   嬉しい

    よ ・・・  よかった

 

 ST気質の人々だけでなく、全ての人々にとって切り替え力が高まれば、日本中に笑顔が増え、“うつ”で苦しむ人々は激減するでしょう。

 

 家族支援メンタルサポート協会では、この夏、自らの切り替え力を高めるとともに、愛する家族や身近な人々の切り替え力をサポートする“コミュニケーションセラピスト”の養成を始めることにしました。

 言葉の力によって、人を癒し、励まし、元気づけるコミュニケーションセラピーは、“一億総うつ社会”における救世主とも呼べるメンタルサポートスキルです。

 

 是非、多くの方にコミュニケーションセラピスト®養成講座に参加いただき、家族支援カウンセラーの資格と共に、この新しい資格を取得いただけるようにと願っています。




  • Posted by 2016年06月04日 (土) | コメントコメント(0

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