唐突に始まった二週間の一斉休校を終えて、子どもたちも屋外に姿を見せ始めた。
私が毎日ウォーキングしている都立の自然公園にも、子どもたちが次から次へと湧き出してきて、自転車、サッカー、バドミントン、ランニングにと汗を流している。
明るく元気なその姿は、このところの恐怖をあおるテレビ報道と、家族による外出規制によって生じたコロナうつを吹き飛ばしてくれるようだ。
子どもたちも二週間の休校中は、周囲の目もあり、できるだけ自宅で過ごす努力をしていたようだが、二週間が限界だったのであろう。
今回の休校措置は、子どもたちの生命と健康を守ると言うよりも、子どもたちが感染して無症状のままで動き回ることで、持病を持つ高齢者に移すことを阻止するということが最大の目的であった。
そういう意味で言えば、子どもたちが高齢者、特に私のような持病のある高齢者のために犠牲になってくれたということができる。本当に申し訳ないことである。
新学期までまだ十分に時間がある。大いに人混みのない野外に出て欲しい。登山、ハイキング、トレッキング、サイクリング、キャンプ体験など、家の中でのゲーム漬けの毎日にちょっとだけ別れを告げて、自然に帰ろう。
今回のコロナウイルスは、観光地である北海道を除けば、都市型感染、人混み型感染とも呼べるものであり、もっと〝自然に帰れ!〟という生物界からの警鐘ではないかという気がしている。
- Posted by 2020年03月19日 (木) | コメント(0)
この記事へのコメント
コメント投稿
※コメントは承認制のため、投稿をしてもすぐには反映されない場合があります。ご了承ください。
※スパム対策の為、お名前・コメントは必ず入力して下さい。
※記事が削除された場合は、投稿したコメントも削除されます。ご了承ください。