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コラム

【11月号②】日本の教育の限界
【11月号②】日本の教育の限界

 世界は今、デジタル化と脱炭素が共通課題になっているが、わが国はこの潮流の中で取り残されているようだ。

残念ながらわが国の国際競争力は、世界1位であった30年前と比べて、今では31位に後退している。

その背景には、画一的な知識を詰め込むことを重視する変わらない日本の教育がある。

今のわが国の教育では、明快な答えのない課題に向き合うための力は育ちにくい。

小学生の段階から、子どもたちが関心のある分野に夢中で取り組み、それによって探求心を鍛える機会を増やす必要がある。

スペシャルタレントの子どもたちのように自分の興味・関心のある課題にとことん向き合うような子どもたちを、もっと大事に育てるような教育が大切だ。

従前から提唱している“クロスエデュケーション”への切り替えがわが国を救う道なのだ。

わが国の発展にとって、今となっては高度経済成長期の成功体験が足かせになっているように思われる。

みんなで同じ方向を向き、同じことを記憶し、より多くのことを記憶したものが認められる普通教育によって、失敗を恐れない探求心や創造性は隅に追いやられてしまっているのだ。

来春、大学と高校に進学する孫がいるが、その受験勉強のやり方もその中身も、私の50年以上前の受験期とほとんど変わらない。
これでは、国際競争力は低下するばかりだと納得できる。

子どもの育ちを丸ごと支援するはずの “子ども庁” はどこにいった?

たとえ名称が “子ども家庭庁” になっても、初代長官には東大名誉教授であり白梅学園大学名誉学長の汐見稔幸先生が適任だと思う。

ひとりひとりの子どもを伸ばすダイバーシティ教育の実践へ、確実な一歩を踏み出してくださるはずだ。




  • Posted by 2022年11月29日 (火) | コメントコメント(0

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