国会での審議の場では、まるで精気が失せ根気も活気も元気も感じられなかった。
国難続きのわが国のかじ取り役としては甚だ心もとない。それ故に支持率も低下する一方なのであろう。
自然界と人間は一体である。一言でいうと、気というもので結びついているのだ。
自然界は気で作られている。天気・空気・気候・気温・気圧…。
そして人間は、気分・気迫・気合い・気質・気持ち、先ほどの精気・根気・活気・元気・強気と前向きなものから、弱気・病気・気うつ・辛気・内気と後ろ向きなものまで、人間の根本が気によって動いているのだ。
この気を充実させるためには、何よりも食事と睡眠、そして適度な運動が欠かせない。そして、自分のストレスキャパシティ以上の課題を背負い込まないことだ。
人にはそれぞれのストレスキャパシティがある。首相だからと言って、特別大きなストレスキャパシティが与えられているわけではない。
まじめで、嘘のつけなさそうな岸田首相のストレスキャパシティは、平均的な大人より小さいのではないだろうか。コロナの後遺症により鼻のモヤモヤを引きずっていたようだがそれもストレスを増幅させていた気がする。
次々と問題が襲い掛かる中、信用できる長男を秘書官としてそばに置いて、愚痴の聞き役になってほしかったのだろうが、逆風の中ではそれも弱気と取られてしまったようだ。
岸田さんはストレスの多い総理大臣の地位なんかを望んではならなかったのだ。自己分析、自己認知に甘さがあったと見える。
しかも得意の “聞く力” の中に国民の声を入れなかったことで、全ての歯車が狂って追い詰められている感がある。
国民の気持ちがここまで離れてしまっては、どんな手を使っても人気を回復することは難しいだろう。
物価高で苦しむ弱者のためにも一日も早く辞任してほしい。
子育て世帯の物価高による生活苦を思うと、私の気も滅入る。
やる気・根気・気迫のあるリーダーを期待したい。
- Posted by 2022年12月04日 (日) |
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