ストレスと自律神経、自律神経とうつの関係について、漫画入りで分かりやすさを第一に表現してみました。
3年に渡るコロナ禍、急激な物価高、高まる国際緊張によって、国内の隅々にうつ的気分が広がっています。
そのためにうつが身近なところまで忍び寄っているのです。誰がうつになってもおかしくありません。
一人一人に心理的、経済的な余裕がなくなって、周囲に手を差し伸べ合う関係が弱まっています。
今必要なのは、自分を守る力です。こういう時こそ、学びの力を大事にしたいものです。一緒にわが国にうつが広がる背景を知り、そのしのびよるうつをはね返すにはどうすればいいのかを学んでほしいと願っています。
うつの源は身に降りかかるストレスです。ストレスがキャパシティを超えると、命の源である自律神経のバランスが崩れ始めます。
ストレスによって交感神経が優位となり、副交感神経の働きが弱くなってくるのです。そのために心身の不調が強まり、眠れない、食べれない、食欲がわかない、人と会うのも面倒だと気持ちが落ち込んできてしまいます。
ここでこのうつ的気分をはね返すことができないと、更に心身の症状はますます悪化し、日常生活にも支障が生じ、「生きていても仕方がない」「死にたい!」という気分が強まってしまいます。こうなると“うつ病”と診断されることも少なくありません。
まじめで責任感が強く、人に助けを求めることが苦手な人は“うつ”に背中をつかまれやすい人です。ストレスをうまくかわすことができないからです。
うつに取り込まれないためには、うつの正体を知り、なんでも一人で抱え込まない生き方が大切です。その上で孤立しないために周囲とのコミュニケーション、特におしゃべりを大切にしましょう。
きっとこの本がうつをはね返すための強力な武器となってくれることを信じてここに紹介します。
- Posted by 2023年02月20日 (月) |
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