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コラム

【10月号】再来年が心配

消費税が来年の4月から8%になる。

今でさえ、生活苦にあえいでいる多くの庶民にとって、追い打ちをかける地獄の死者のようなものである。消費税は、心身ともに庶民をいじめる悪税であることは、その過去が証明している。

 

 97年に消費税が増税された翌年98年には、自殺者が前年より35%も増えたのだ。

中小企業の経営者や自営業者は、特に44%も増え、サラリーマンも39%増加している。

そして、この年から、わが国の自殺者は3万人を突破するようになったのである。

今回も、再来年以降、自殺者が一気に増えることが予想されるのだ。

 

今回の増税では、夫婦・子ども二人という平均的四人家族では、20万円もの税負担が増え、今でもギリギリの生活が、破壊されてしまいそうだ。

これ以上切り詰める余地がないとなれば、母親たちがパート時間を増やすか、かけ持ちをすることも余儀なくされるだろう。

 

 日々時間に追われ、やりくり・節約づけの毎日では、家庭の大黒柱である母親から笑顔は奪われてしまう。母親から笑顔が消えては、家族が笑顔でいられるはずがない。

家族のコミュニケーションもとげとげしくなり、家庭はお互いが安心感・達成感・承認欲求を満たし合う場所から、お互いがすれ違い、哀しみや怒りが増幅する場所へと変わっていってしまうだろう。

 

 家族の病理は深刻化し、誰もが死を考えてもおかしくはない。

これ以上、子どものいる家庭を経済的に追いつめてはならないのだ。

 

 戦後はみんなが同じように貧しかった。だから、貧しいことがさほど苦にならず、人をうらやむことや、自分の生活に対する不満を蓄積することも少なかったと言えよう。

しかし、今は違う。貧富の差は拡大し、一握りの富むものと、ますます貧しさに拍車がかかる者に二極化される中で、子どもたちの感情も揺れ動くだろう。

 

 疲れ果てた母親に甘えるわけにもいかない。子どもたちの悲しみと怒りのマグマは、外にはけ口を求めて発散するか、自分の中にしまいこむかどちらかである。

外に向かえば非行が増えるし、内に向かえば精神を病む若者が急増するだろう。

 

 こんな地獄のような悪税を、庶民におしつける、“強い国”を取り戻そうとする人たちの精神構造は、相当に病んでいるとしか思えない。

 

 来年以降、いやでも我々の出番が増えそうだ。哀しい時代である。




  • Posted by 2013年10月25日 (金) | コメントコメント(0

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