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コラム

【2月号】自己愛性パーソナリティ障害

 

 日本から、今まで大事にしてきた宝物がどんどん失われ、あって欲しくないと思うことが、次々に起こりそうで不安で仕方がない。

 

孫たちから、「じいじたちがもっと頑張らなかったから、僕らは戦争に行くことになったんだよ」と、責められるのはご免こうむりたいので、“ごまめの歯ぎしり”と呼ばれようとも、声を上げ続けることにする。

 

 今、私を不安に陥れているのは、安倍首相と、その仲良しのお友達グループである。

この仲良しグループは均しく、自己愛性パーソナリティ障害(ナルシスト)の持ち主のようである。
自己愛性パーソナリティ障害は、自己愛(ナルシズム)が強く、自分の主張・考えが絶対だと思いこみ、相手に対する共感性に乏しく、相手の意見や存在を認めようとしない。

傲慢で、自分を愛してくれる人のみを重用し、自分を否定する人間を容赦なく攻撃する。

又、恨みの感情や、復讐心が強いのも特徴だ。あの独裁者ヒットラーがその典型である。

 

一方、攻撃には強いが、守勢に回ると一気に自信を喪失し、全てを投げ出してしまうという脆さを内包している。権力者の立場に立たせてはいけない人たちなのだ。

 

 ナルシズムが国家規模になると、ナショナリズムに支配され、ファシズムへと強化されていく。
自分たちは誰よりも優れており、他の民族を支配し、差別することも許されると考えるようになるとともに、国内では、反対勢力を徹底的に弾圧するのだ。

 

 今、我が国のあちこちで、その萌芽がみられる。

ネットの中で民族差別的書きこみ、嫌中・嫌韓記事の増加、ヘイトスピーチデモ、“はだしのゲン”の閲覧規制、アンネフランク関連書籍への毀損行為、美術館による作品撤去要求、そして、護憲集会への施設貸し出し拒否など、全ての根っこは同じである。
憲法を守るべき公務員たちまで、憲法を守る立場を捨てて、ナルシストたちのご機嫌をうかがう為に、自ら進んで迎合的行動を取り始めている。

 

今、日本だけでなく、中国や韓国でも、国民の不満を外に向けさせるために、歪んだナショナリズムがうごめき、東アジアでは一触即発の危機が高まっている。

このままでは、いつか来た道である。

 

今、声を挙げ、行動を起こさなくては、孫たちに戦争のない平和な社会を譲り渡すことはできない。
じいじとしての正念場である。



  • Posted by 2014年02月28日 (金) | コメントコメント(0

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