苦戦する家族が笑顔を取り戻してくれることを願って、そのトリセツ(取扱説明書)づくりのお手伝いをしている。
そのお手伝いに少しでも役立つものがないかと、新聞や雑誌の記事に目を凝らしているが、そんな時に〝これは役立つ〟〝こんな情報が欲しかったんだ!〟というような記事に出会うことができると、宝ものを見つけたような幸せな気分でいっぱいになる。
そんな記事の一つを、企業小説の名手である江上剛さんの新刊紹介の中に見つけた。
〝あなたの人生は七味唐辛子〟というものであり、七味の中身がおもしろいのだ。
江上さんの言う人生を暗くする七味とは、〝うらみ〟〝つらみ〟〝ねたみ〟〝そねみ〟〝ひがみ〟〝やっかみ〟〝いやみ〟という否定的な感情である。
この七味に支配されていては、自らを孤立化させ、不幸を呼び込むことになるであろう。
人生を暗く不幸にするのが〝七味唐辛子〟ならば、幸せになるためには、この〝七味唐辛子〟を遠ざければいいのだ。
私も若い頃にはこの七味に支配され、自分を苦しめ職場でもストレスをためていた時期がある。
健康を害して自分への気づきが深まったことによって、この七味の支配から解放され、〝あしたあおうよ〟に少しずつ移行することができたのだ。
あ ・・・ ありがとう
し ・・・ 幸せ
た ・・・ 楽しい
あ ・・・ 愛してる
お ・・・ おかげさま
う ・・・ 嬉しい
よ ・・・ よかった
〝あしたあおうよ〟を心がけるようになってから人生は明るくなり、多くの人に恵まれるようになった。
七味唐辛子の持ち主では周囲からは敬遠されてしまう。周囲の人はその人に気を使うことによって、気疲れしたり気がすり減ったりと、気を吸い取られ奪われてしまうからである。こんな人のそばには寄りたくないであろう。
逆に〝あしたあおうよ〟の人からは気を分けてもらうことができ、心に灯がともるのだ。
日常生活の中で〝七味唐辛子〟を遠ざけて〝あしたあおうよ〟に近づく努力をすれば、自分を元気にするだけでなく、周囲の人々をも元気にすることができるはずだ
これから、この〝七味唐辛子〟は分かりやすい例えとして、カウンセリングの場でも使わせてもらおうと思う。感謝!
- Posted by 2018年04月25日 (水) |
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