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コラム

【4月号】平成よさようなら

 平成時代が終ろうとしている。

 私にとっては人生の後半生に当たり、新たな学びに挑戦するとともに、病気との闘いの日々でもあった。

 社会を見渡せば、経済的な格差が拡大し、国民から優しさや寛容さ知的思考力が弱まってしまった時代ということが言えようか。

 何より平成時代の罪は、まじめにこつこつ働きさえすれば、子どもを産み育てられるという安心の構造をぶち壊してしまったことである。

 非正規雇用という罪深いシステムが、結婚できない、子どもを産めない、そして老人ばかりの超高齢化社会を生み出してしまったのだ。

 平成時代で唯一よかったことは、戦争がなかったことである。

令和の時代も是非、この平和だけは守られて欲しい。

 令和の時代は、家族のあり方も大きく変わっていくだろう。

女性も男性と同じようにフルタイムで働くことは当たり前となるに違いない。長い間女性の足を引っ張り続けてきた〝性別分業論〟も消えていくことだろう。

 そのためのセーフティーネットの整備が求められる。

子ども手当・保育園・学童・ベビーシッター・育児相談所・育児カウンセラーなど、欧米をモデルとした家族支援システムの整備を急ぐべきである。

 もしこのセーフティーネットの整備が若者たちの安心につながらなければ、令和は、超高齢化・超少子化がさらに進み、外国人の若者に頼らなければ国が存続できないという悲惨な時代になることが予想される。

 世界で最も企業が儲けやすい国を目指すのではなく、世界で最も子育てがしやすい国に一歩でも近づいて欲しいと、令和の時代になっても叫び続けたい。




  • Posted by 2019年04月26日 (金) | コメントコメント(0

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