おかげ様で3月12日・13日の第8回家族支援カウンセラー養成講座を無事終了することができました。汐見先生を始め、ご協力をいただきましたすべての皆様に心から感謝申し上げます。
ご参加いただきました皆様には2日間大変お疲れ様でした
今回も北は秋田から南は和歌山までの20代から60代の幅広い層の方々にご参加をいただきました。
皆様には2日間とも熱心に受講していただき、ロールプレイングでは窓外の寒さとは裏腹に教室は熱気に包まれていました。
汐見先生の講義で特に心に残ったのが、我が国の戦後の家庭を取り巻く環境の激変による、子育てモデルの喪失というお話です。
祖父の時代は第一次産業、父親の時代は第二次産業、子どもたちの時代は第三次産業が中心となるなど、我が国の産業構造は急変してしまい、それに伴って父親の価値観や生き方が子どものモデルたり得なくなった、というお話は、太古の時代から繰り返されてきた、親の生き方・仕事・価値観を子どもに伝え、子どもは親から学ぶというシステムが全く通用しなくなった現代家族の苦戦せざるを得ない背景が、また一つ見えたような気がしました。
汐見先生、中身の濃い1時間半を本当にありがとうございました。
岸講師には、カウンセリング概論の講義をしていただきました。ワークの入る講義と違って、座学中心の1時間半の講義で、参加者をひきつけ続けることがどれ程難しいことか実感しているので、困難なパートをお願いしていることを大変申し訳なく思っています。
いつも快く引き受けていただいていることに心より感謝申し上げます。
菊地講師には、例年よりさらにパワーアップした講義を展開していただき、参加者も楽しくST気質を理解していただけたことと思います。いつも忙しい中を京都から駆けつけて下さり、興味深いお話をユーモアたっぷりに講義していただきありがとうございます。
講座2日目の『離婚家庭への支援』の講師が、新川講師のおめでたにより、光本講師に変更になりました。突然の事だったにもかかわらず快く講師を引き受けていただき、プロジェクターを使用したわかりやすい資料をもとに、リアリティーに溢れた講義を展開していただいた光本講師に感謝!です。
森理事長も体調が心配されましたが、皆様のおかげで最後まで講義をすることができほっとしているところです。
皆様からは
「夫がST気質だということがよく理解できた。」
「自分自身がST気質だったと目からうろこです。自己認知できました。」
「仕事の日程を調整して参加した甲斐がありました。」
「ST気質の割合は大なり小なり公立保育園では半分以上です。」
「通信制高校ではほとんどです。」
というお声をいただきました。
8回目を数えました家族支援カウンセラー養成講座ですが、毎回全国からご参加をいただいております。家族支援カウンセラーが全国各地でご活躍されていると思うと心強い限りです。
まだご参加いただいていない地域は、長崎、山口、鳥取、島根、富山、青森の6県のみとなりました。
この地域の皆さま、次回の講座にどうぞお越しください。
お待ちしております。
講座は、ここのところ2月に開催しておりましたが、インフルエンザの流行の時期と重なり、当日になっての不参加者が少なくないことから、今年はあえて、3月中旬に設定してみました。
しかし、逆にこの時期は卒業式のシーズンに重なり、申し込みの後にキャンセルが相次ぐなど、日程設定の難しさを感じさせられた次第です。
来年の日程につきましては、悩ましいところです。