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コラム

【6月号】いじめと噓
  子どもたちのいじめによる自殺が止まらない。

そして、その後の役人たちのその場しのぎの噓が、残された家族を精神的に追い詰めている。

二重のいじめとも言えようか。

 

 いじめと嘘は、今わが国の隅々にまで広がっている。

学校・企業・そして政治の世界と。目を覆うばかりである。

わが国から思いやりや寛容さが消えて行っているようで、心が暗くなってしまうようだ。

 

 特にひどいのが、子どもたちのお手本たるべき政治の世界である。

公然と嘘がまかり通り、それを指摘した人は、あらゆる権力を動員していじめられる。

 

子どもは知らず知らずに親に行動が似てくると言われる。

親しか身近なモデルがいないのだからそれは当然のことであろう。

殴られて育った人間は、自分の子どもを殴って育てるという。

それは、その方法しか知らないからだ。このことを負の家族連鎖と呼ぶ。

  

 かつて、ベトナムを旅行した時に、現地の中学教師と話をしたことがある。

ベトナムでは、子どもたちの生活指導はやりやすいというのだ。

「なにかあれば、『あのホーチミンのように!』と諭せばいいのです。子どもたちはそれだけで自分の誤りを認め、行動を改めてくれるのです」

  

 建国の父、ホーチミンの清貧で無私、そして誠実な人柄は、国民のリスペクトの対象であり国民の誇りなのだ。

  

 それに引きかえわが国のトップは、お友達の私益のために平気で嘘をつき続け、国益のために行動を起こした人を、あらゆる権力を動員して徹底していじめ抜く人である。

 それに付き従う人々は、嘘に嘘の上塗りをし続けて、政治への信頼を喪失させている。

  

このように道徳性に欠ける人たちが、子どもたちに道徳を語るなど、その姿はまるで漫画でしかない。

道徳が教科化される中で、現場の教師たちはどのように道徳を教えればいいのだろうか。

  

このままの政治が続けば、10年先、20年先に大きな後遺症を残すことになるだろう。

ますますいじめと嘘が平然とまかり通る負の連鎖社会となり、とても子どもたちを安心して生み育てる環境とは程遠いものになるであろう。少子化もさらに激化しそうである。

 

 未来の子どもたちのためにも、いじめと嘘を恥じない政治をこれ以上続けさせる訳にはいかない。
 

 子どもたちよ!命をまもるために、いじめにあったら学校を休みなさい!




  • Posted by 2017年06月28日 (水) | コメントコメント(0

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