高齢でなおかつ基礎疾患持ちであるために、一日も早いコロナの終息を願ってきたが、ワクチンができるまでには一年以上の時間がかかりそうである。
ある医師は、野球に例えると一回表裏の攻防が終ったばかりで、今は二回の表でコロナの攻撃中であると表現していた。とすれば、まだまだ先は長そうである。
7月になって第2波と思われるように波が高くなり、不安は募るばかりである。
にも拘わらず、あれ程叫ばれた〝接触8割削減〟も〝ホームステイ〟のかけ声もどこへやら。今度は国を挙げて旅に出ろとのお達しである。さすがに東京だけは除外されたが、東京以外も緊急事態ではないだろうか。
東京オリンピック特需を当てにしていて肩透かしを喰った旅行・観光業界も気の毒ではあるが、今一番支援すべきは医療業界であることは子どもでも分かることである。
病院の経営は危機に瀕し、命がけで働いてくれている医療従事者は、ボーナスがカットされたり切り下げられたりで、退職を考えている人たちが続出しているという。
コロナの感染が始まってからのわが国の政策は、思いつきばかりで整合性に欠け、トラブルを多発させている。これ以上の税金の無駄使いはやめてもらいたい。
今回のようにアクセルとブレーキを同時に踏むことは、心理学用語でダブルバインド(二重拘束)と呼ばれ、人の精神を混乱・分裂に導くと言われている。今はしっかりとブレーキを踏んで、安全を確認すべき時である。
Go To トラベルならぬ、Go To トラブルとならぬことを祈るばかりである。
- Posted by 2020年07月19日 (日) |
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