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コラム

【2月号】男たちよ!
 私が関わるカウンセリングの中で、妻が離婚を考えている例が増え続けている。

今、わが国では、三組に一組が離婚する時代に突入し、妻の九割が離婚を考えているという、びっくりするような新聞記事もあった。経済力さえあれば離婚したいという、夫に不満を持つ妻は増え続けるばかりであり、欧米の離婚事情に近づいているといえようか。

 日本の男たちの多くが、“釣った魚には、餌はやらない!”という考え方に支配されているのか、結婚してしまうと、妻に対する努力をやめてしまうようである。

かつて、妻たちは、嫁と呼ばれ家に嫁いできた。そして、一旦嫁いできた以上、二度とその家を出ることは許されぬという、家中心主義の不文律に支配され、夫の縁者一同に囲まれて、ひたすら忍従を強いられた。周囲には、離婚モデルもなく、情報力も経済力もないため、どんな過酷な結婚生活をも維持し続けるしか方法はなかったといえる。

 更には、子どもは夫婦の子どもではなく、家の子どもであり、妻には親権さえ認められていなかったがために、子どもを連れて家を出ることは許されなかったのである。それ故に、かわいい我が子と別れるくらいならと、多くの妻たちが、忍従の道を選択せざるを得なかったのだ。
十重二十重に、妻が家を捨てることができない、男性優位のしくみが構築されていたのである。

その構造の上に、日本の男たちは長い間安住してきたのだ。
夫婦対等という建前は、頭は理解できても、実際の言動は未だに、旧来の男性優位社会の文化から脱け出せていないのが現状である。

 今、企業社会においては、男性に対する応援団が多いかもしれないが、一旦家庭(特に核家族)に入れば、男たちの応援団は存在しない。誰の力を借りることもなく、己の力で、妻と向き合うしかないのである。そこでは、仕事上の地位、報酬、学歴など役には立たない。妻の内なる思いを受け止める共感力と、妻の努力をきちんと言葉で表現するコミュニケーション能力が要求されるのである。世の男たちにとって最も苦手な領域といえよう。

 一対一の関係であれば、女性の方が能力的にははるかに上であり、年齢が上がればその差は広がるばかりである。60歳過ぎの男女の活動量を見れば、それは歴然としている。一対一の関係であれば、夫たちは妻の数倍の努力をしなければ、対等にはなれないしリスペクトしてもらうことはできない。日常、不断の努力が必要である。

夫婦関係を欧米に学び、パートナーである妻をリスペクトする力をつけなければならない。このグローバル化した時代において、日本の夫婦関係が旧来のシステムに回帰することはないと肝に銘じた方がよい。

 夫婦は元々他人である。努力あってこそ、夫婦でいられる。夫たちが夫の地位に安住し、日々の努力を怠るなら、捨てられても仕方がない。

 これからは、結婚する前に、家庭を維持し妻を笑顔にする為の、男たちの事前トレーニングの場が必要な時代になったといえよう。




  • Posted by 2013年02月28日 (木) | コメントコメント(0

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