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【3月号】77歳の挑戦
【3月号】77歳の挑戦


  2月23・24日、第2回家族支援カウンセラーの養成講座を無事終了することができた。
会場を貸していただいた白梅学園大学と汐見学長に心から感謝したい。

 今回は、定員いっぱいの50名の参加者があり、年齢も20歳の女子大生から、77歳の男性まで幅広く、職種も保育士、教育相談員、養護教諭、中学校の校長・副校長、専門学校の先生など、多種多彩であった。

 最高齢の77歳の男性は、実を言うと、私の従弟であり、私の結婚式の仲人を務めてくれた人物でもある。ふるさと佐賀の商業高校を卒業した後、単身上京し、67歳まで、50年にも及ぶ歳月を大手の印刷会社一筋に働き続け、高卒ながら役員を勤めた努力の人である。

 戦後の核家族のモデルとなるような、一男一女をもうけたが、典型的猛烈サラリーマンとして、子育てはほとんど妻まかせ、孤育てを強いた上で、自らは、心おきなく仕事に没頭してきた、高度経済成長・性別分業論社会の申し子のような存在である。

 しかし、67歳で仕事を離れた後は、一転して孫の通う小学校で、学校応援ボランティアとしての活動を開始する。最初は得意分野でもあるパソコンの指導から始め、次第に活動の幅を広げて、今では、学校農園の管理を任され、特別支援学級の子どもたちとの交流や、苦戦する保護者たちに対する相談活動にも力を入れている。特別支援学級の子どもたちの畑で、大根の芽を間引く(弱い芽を摘んで元気な芽を残す)という指導が、心が痛んでなかなかできない、とうち明けてくれた心優しい人でもある。

必要とされることがモチベーションとなるのか、はたまた両親が教師だったことで受け継いだDNAが、ここにきて動き出したものなのか、生き生きと輝き、年齢よりも20歳は若々しく見える。知的探究心も旺盛で大学での教育学の受講も希望している。

 今こそ、彼のように人生経験を積み、多くの知的財産を蓄えたシニアの人々の出番である。
自分は子育てには関わらなかった、もしくは自分の子育ては失敗だったと振り返るシニアは多い。
だからこそ、その反省から学んだものが、孫の世代の子育て支援に必ず役立つはずである。

 私は、ある保育専門学校に対して、勧奨退職予備軍の50代のために、保育士養成コースの設置を提案した。自分の子育てに対する教訓を生かし、退職時には、保育士の資格と家族支援カウンセラーの資格を同時に取得し、還暦保育士としてデビューするというプランである。

 今のシニアは、元気いっぱいだ。少なくとも10年は保育士として働ける。そして、その後は、地域におけるドラえもん型の家族支援カウンセラーとして、苦戦する家族のサポーターとしても活躍できるはずだ。

 図書館で日がな一日、新聞を読んで過ごすシニアの男性たちに、大いに家族支援カウンセラーの資格取得にチャレンジしてほしいと願っている。

そういう意味でも、シニアたちの良きモデルとして、77才の従弟のチャレンジに拍手を送るとともに、今後の活躍に大いに期待している。



  • Posted by 2013年03月25日 (月) | コメントコメント(0

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