ロシアがウクライナに侵攻した。
常識では考えられない暴挙である。プーチン大統領はもう精神を病んでいるのではないかと思えてならない。
自分の都合の良い歴史観を振りかざし、ロシアの軍事力を自分のおもちゃのごとく扱って、ウクライナの罪なき子どもや弱者まで殺傷しようとしている。まさに狂気の殺人鬼である。
綿密に準備し謀略を張りめぐらせて、正義の闘いだとうそぶく姿は、満州に侵攻した日本陸軍や、ヨーロッパを侵略したあのヒットラーにそっくりである。
プーチン大統領は、自らの権力を永久的に維持せんがために、さまざまな計略と共に憲法改正も強行してきた。
まさにKGB(ソ連国家保安委員会)で諜報活動に従事し、さまざまな秘密活動を展開してきた人物ならではの隙のなさである。
中国・北朝鮮・ロシアを中心とした専制国家のリーダーは、長期間権力の座にいるだけでなく、永久政権を目指していることでも共通している。
権力は長期化すると腐敗する。その腐敗に対する批判の目を外に逸らすために利用されるのが戦争である。国民の平和を守るための正義の軍事行動だと声高に叫ぶことで、ナショナリズムを刺激するのだ。
権力の座に長期間居座ると、居座ること自体が目的となって、異なる意見を封殺し、政敵を粛清し、自分に忠誠を誓う人間だけを周囲に侍らせ、裸の王様となって自らを客観視することができなくなる。全能感だけが肥大化し、自己陶酔するナルシズムに陥りがちである。
プーチン大統領の狂った欲望による戦争によって、最も犠牲になるのは子どもたちである。ウクライナの子どもたちの不安と恐怖はいかばかりであろうか。
力づくで他国を侵略してうまくいったためしはない。銃で他国民の心は支配できないのだ。
これでロシアの信用は大きく失墜した。得るものより失うものが圧倒的に大きくなるであろう。経済的なダメージは結局のところロシアの子どもたちにも強くしわ寄せが行く。
ロシア国内で戦争反対のデモが起きていることが救いである。名もなき世界の人々が手をつなぎ、権力欲に狂った独裁者を追いつめていかねばならない。
私も声を上げたい。こんな野蛮な戦争には絶対反対だ!
たとえプーチン大統領がどんなまやかしの理由を掲げようと、自分勝手なへ理屈であり、狂人の妄想に過ぎない。
ロシア軍は即刻撤収を!
- Posted by 2022年03月04日 (金) |
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