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コラム

【8月号】ギフテッド
【8月号】ギフテッド

 やっと、ギフテッドの子どもたちのニーズに合った学びの場が生まれそうだ。

“ギフテッド”は“神様の贈り物”と訳されるが、特異な才能を持つ子どもたちのことである。

五感力が特別に豊かな彼らは、自分のペースで伸び伸び学べる環境があれば、天才的な才能を発揮することができる。

スペシャルタレントの子どもたちの中で、更にバージョンアップした子どもたちと言えるだろう。

世界中の一流の芸術家、化・科学者、アスリートの多くがギフテッドであり、その世界の頂点に立っており、子どもたちのあこがれの的になっている。

わが国では、ギフテッドに対する支援が立ち遅れてきた。わが国の定型発達型の子どもを基準とする横並び教育に収まりきらず、吹きこぼれとして発達障害扱いされてきたからだ。

飛び抜けた才能よりも、コミュニケーション、集団適応能力の弱さを指摘され、その強化が優先されることによって、ギフテッドの子どもたちの多くが不登校に追いやられてしまっているのだ。

私はそれらの子どもたちに適した学びの場探しのお手伝いをさせてもらってきた。

ギフテッドを学校教育から追い出してきたつけが、わが国の科学や国際競争力の低下につながり、わが国の未来を暗くしている。

ギフテッド教育が始まりそうだが、いつものことだが、小手先の改革では成果を生まない。

最も重要なことは、わが国の根本的教育(全国共通横並び主義)を個性を伸ばす多様性重視の教育観へと大きくシフトチェンジさせることである。集団から個へ、時代がそれを求めている。

わが国は物的資源の乏しい国である。人材こそが資源である。

ギフテッドを含むスペシャルタレントの異才をつぶすことなく伸ばすことが、わが国の未来を明るくしてくれることだろう。




  • Posted by 2022年08月04日 (木) | コメントコメント(0

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