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コラム

【9月号】Under stand

 全米オープンテニス選手権で、大坂なおみ選手が優勝した。

台風や地震が相次ぎ、その悲惨な状況に打ちひしがれる思いでいたので、久々の明るい話題に元気をもらうことができた。

 

 彼女は優勝の要因を〝がまん〟と表現していたが、確かにこの一年で彼女は心身ともに大きく成長したようである。それには、新しいドイツ人のコーチの存在が大きいようだ。

 テレビにも、大坂選手のメンタルが荒れだすと、試合の休憩中、椅子に座る彼女の前で膝を折って話を聞き適切なアドバイスを送るコーチの姿が映し出されていた。

 

 その姿こそは、相手を丸ごと受け止め、下から支え理解しようとするUnder standの姿であった。

大坂選手のいら立ちを丸ごと肯定、共感し、受容しながら励ますというコンプリメント力がいかんなく発揮されていたのだ。

 

 今わが国で問題になっている否定、指示、強制、脅しのコーチのあり方とは全く真逆の姿であった。

 

 選手を大声で怒鳴り、時には暴力を振るって精神的に従属させ、正論をぶつけてくる相手は切り捨て、攻撃の対象とする。わが国に根付いている勝利至上主義者たちの姿は、まさしく日本を無謀な戦争に引きずり込んでいった軍部の指導者たちとそっくりである。

 

 昭和史に詳しい作家の保坂正康氏は日本型悪人のタイプを、〝① 平然と嘘をつく ② 白を黒と言いくるめる ③ 失敗すると居直って責任をなすり付ける ④ 正論をぶつけてくる相手を攻撃する〟と規定され、こういう人物が一旦力を持つと抑えるのは至難の業と述べておられるが、まさしく今、問題になっているスポーツ界を言い表しているようである。

 

 そしてまた、政治の世界はもっとこの傾向が強くなっているようで、心配でならない。

 

 日本のスポーツ界に根付いている体罰やパワハラは人権侵害であり、犯罪であることが徹底して認知されない限り、平和の祭典であるオリンピック・パラリンピックを開催する資格はないのではなかろうか。

 

 Under standこそが、日本のスポーツ界を再生する力となるだろう。




  • Posted by 2018年09月15日 (土) | コメントコメント(0

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